御食事券
12月末まで予約を解放しました〜個室ほぼ完成!〜
2024年11月02日
冷たい雨でスタートした11月です
この時期に珍しい台風の影響だとか
上高地では紅葉も見頃…
富士山の初冠雪がこの時期でまだなのは130年ぶりと言う…
おかしな世の中です
さて12月末までの営業日を決め
予約を解放させていただきました
さらに今年は
大晦日のテイクアウトを考えており
いつもの海鮮巻きや押寿司、玉子焼に加え
カラスミやバチコ、イカ下足味噌漬をセットにした宴セットや
ちらし寿司をご用意する予定です
年末の混乱を避けるため
全て数量限定、ネット注文、事前決済でお願いする予定です
詳細は近日中にご案内させていただきますので
興味のあられる方はご検討いただけると幸いです
10月に思いがけなく新人くんも加わり
少しうちの店にも新鮮な風を感じております
その影響か既存のスタッフにも気持ちの変化もあり
大将の玉子焼を伝承すべく練習を再開することになりました
その練習で出来た玉子焼は
大将のお墨付きが出るまでお店でお出しすることができないので
それまではちらし寿司の具の一つにして
お土産としてお持ち帰りしていただこうかと話しております
こちらもまだ企画段階ですので
決まり次第お知らせいたします
また
お祝いや記念日でご利用される方がたに何かできたらと
ずっと考えてはいたものの答えが見つけれず
今に至っていたのですが
先日金沢で伺ったお店からの私への誕生日祝に
大将が深く感動し
お祝いされるって嬉しいんだね!となぜか涙⁈
これをきっかけに
以前好評だった氷出し玉露と緑茶大福を
復活させることにいたしました
お祝いされる方には
さらにブラッシュアップされた大福をご用意しております
お祝いでご利用される方は
予約の段階で必ずその旨をお伝えください
盛り沢山ついでにもう一つ
10月に間に合うようにと手を加えた個室が
少し気になる部分を残しつつ
ほぼ完成形に到達しました
二転三転しながら改良に改良を重ね
お部屋を彩る花を入れてくださる方とも
意見のすり合わせをしながら
さらに楽しんでいただける空間になればと
日々試行錯誤している次第です
そんなこんなで2024年もあと2ヶ月
紆余曲折ありながらも
大好きな野球をするためにただひたむきに過ごしてたら
心強い素敵なパートナーやカワイイ相棒にも恵まれ
世界一の夢も掴み取った大谷くんを見てると
なぜかこちらまで満たされた気分になれます
改めて考えると
ひたむきになれる瞬間ってなかなかないな…
あんなふうに生きれたらいいなと
純粋に想う今日この頃です
感謝⭐︎14周年〜15周年目を迎え日々思うこと〜
2024年10月09日
10月に入り過ごしやすい季節になりました
この度無事
14周年迎えることができました
ありがとうございます
14年前
子供のお世話もしつつ
慣れない毎日を立ち止まって考える間もなく
追われるように目の前のことをこなしてた
あの空気感を思い出します
14年も経てば
子供も自立し大将も
朝は得意でも夜まで持たない年齢に(笑)
毎日カウンターの端から裏の厨房まで
走り回ってた大将を見て
いつまであれが続けれますかね…と感心してた
裏の兄さんの歳になりました
昔流行ったどうぶつ占いで
大将はトラ、私はライオン
お互い違う強さがあったように思いますが
牙がすり減ってしまったトラは
叱咤激励するライオンを恨めしい顔で見るようになりました
最近の時代の流れも早く
それを少しでも感じられればと
情報を集め足を運び体感してみるのですが
どうもこれがわからない
ただ最近明確になりつつあるのが
偽物が多くなったなあ…と
店を始め勉強のためにと
いろんな空間を体験させてもらいました
中には、ん?と思うものもありましたが
ハズレがあるからこそ当たりの凄さが改めてわかるようなもので
最近は今まで選んできたものの確かさを再確認することが多い
失敗があるからこその功績です
AIが発達しできないことが簡単にできる時代になりましたが
本物と偽物の区別をできる人が
どのくらいいるんだろうか?
少し前なら
この会社、この雑誌、この人が薦めるものなら確実だろうという一種のフィルターのようなものがほぼ無くなりつつある今
情報過多の時代にいかに本物を見つけられるのか
ある意味宝探し状態
手探りで彷徨ってる人が多いような気がします
今回
開店当時から問題視されてた座敷の改装に着手し
重箱の隅をつつくような私たちの要望に
しっかり向き合ってくださる方たちに
心から感謝すると同時に
微調整を繰り返しながら未だ完成形には至ってないこの空間のどこが変わってどこが変わってないのか…
気づく人がどのぐらいいるんだろうかと
半分楽しみでもあり
半分は無駄な努力かもと
心折れそうになることもあります
このこだわりは
自分たちの自己満足に過ぎないことも
この世の中に
そこまでこだわる人が減ってきてることも
わかってきました
タイパ、コスパ、ミニマリスト…
いろんな無駄を排除する時代で逆行してるのかもしれません
ただ
このこだわりをなくすと
今まで先人たちが気づき上げた技術や感性が
後世には残らないことにも
気づいてしまった人もいるんじゃないかと
そんなことを従業員や息子たちにボヤキながら
優しく聞き流してくれてることにも感謝です
便利さと引き換えに失うものも多いことに
1人でも多くの人が気付きますように…
追伸
個室の完成はまだ先になりそうです
完成した際にはぜひ覗きにいらしてください♪
2024.7月〜価格改定のお知らせ
2024年06月09日
近年の物価高騰に加え
エネルギー源の値上げも重なり
価格と内容を見直すことになりました
11,000円 ※平日昼のみ
寿司8貫、汁16,500円
寿司13貫、料理1品、汁30,800円
寿司13貫、料理7品、汁
※16,500円の寿司ネタと違いあり
2024年7月からの価格になります
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます
先日行った東京で刺激をガンガンに受け
今までの固定概念を
いい感じに叩き壊された気がします
凛とした空気感の中に
ちょっとだけゆるんだ感じに見えるひと志に
マイナーチェンジできればいいなと思う
今日この頃です
“記録よりも記憶に残る相撲がとりたい”
優勝会見で若い力士の方が
話してらっしゃったのを思い出します
相撲に全く興味のない私でも
思わず聞き入ってしまいました
考えてみると心に残ってることって
ほんの僅かだったりするのですが
先日亡くなった伯母が
死ぬまで言い続けてたことがあります
“ あんたらの結婚式の後
弟(私の父)に連れてってもらった
やま中の炙りトロが忘れられん”
伯母は魚屋に勤めてたので
魚料理に驚くことはなかったみたいですが
あの時食べた炙りトロの話は
何十回いや何百回も聞きました
何がそんなに違ったのか?
大将曰く
やま中の大将のお心遣いで
バリバリのトロだったんじゃないかと
さらに
広島にはないあの空間で食べたと言う体感が
深く深くに心に刻まれたんじゃないかと
“ そんな1品を
追求してみたらどうだろうか?”
大将に呪文のように問いかけてる毎日です
そんな心に残る一品を
1人でも多くの人に届けられますように…